子育て

「イクメン」という言葉が嫌われる理由とは

「イクメン」という言葉が嫌われる理由とは

こんにちは!おじゃが(@ojyaga)です。

先日、エレベーターでおばちゃんから「パパが育児に関わって素敵ですね」とお褒めの言葉を頂きました。

保育園に子どもたち2人を送って行くのは僕の担当。妻のほうが出社が早いので僕の行為は褒められるもの、というより当たり前のもの(それでもわざわざ褒めて頂けるのは嬉しいです)。

僕の子育て・家事への姿勢は、巷でいう「イクメン」の部類に入ると思います。

この「イクメン」という言葉。そんな言葉はおかしい!嫌い!という方がいらっしゃいます。

あなたも「自分イクメンなんで」と何気なく使ってしまうと、思わぬヒンシュクをかってしまうかもしれませんのでご注意を。

「イクメン」という言葉が嫌われる理由をまとめました☆

イクメンとは

そもそもイクメンとはなんのことでしょうか?

厚生労働省が立ち上げたプロジェクト(イクメンプロジェクトとは|プロジェクトを知る|育てる男が、家族を変える。社会が動く。イクメンプロジェクト)のサイトより引用しますと、以下のとおりです。

イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。

このプロジェクトは2010年6月17日に立ち上げられました。
男性の育児休暇取得を推進するのが目的だそうです。

今、育児にもっと関わりたいという男性が多くなっています。また、制度改正により男性も育児休業が取りやすくなりました。
このような環境づくりに、社会全体で、より積極的に取り組んでいくため、プロジェクトを推進していきます。

これらを見て、「ん?」と思いませんでしたか?

育児熱心なパパ=イクメン、というイメージがありませんでしたか?

「イクメン」という言葉は当初とは形を変えて、世間で使われれているようです。

「イクメン」が嫌われる理由

イクメンの意味が変化

育児熱心なパパ=イクメン、という意味合いで続けますね。

一昔前よりも父親が育児・家事をすることは当たり前になりつつありますが、正直、まだまだ移行期間だと感じています。とくに男性の意識について。

夫婦=パートナーという関係が当たり前になってきて、妻は夫の育児・家事参加は当然!というところなのでしょうが、夫の意識がそれに追いついていない。

また、「ゴミ捨てをしているから俺イクメン!」「うんちのついたオムツの交換だけは絶対嫌」という自称イクメンたちもいるようです。

そりゃ、「イクメン」という言葉が嫌われても仕方ないですよね。

イクメンの意義

しかし、「イクメン」という言葉にも意義はあるのです!

考えてみてください。これまで育児に興味関心を示さなかったパパが多かったのです。その価値観を変えていっている男性のことをなんと呼べばいいのか!?

そう、「イクメン」です。

パパの育児参加してこなかったこと、育児参加の重要性を言葉にすることでやっと可視化する意義もあります。

言葉が好きとか嫌いではなく、そこから前進するためにそうするか、生産的な話をしていきたいですね☆

「イクメン」は将来、死語になる

育児・家事をしているママのことを「イクウーマン」なんて呼ばないですよね。

男性のことだけ言葉が生まれたのは、新しい価値観に移行するからだと思います。

育児をするパパが物珍しいから「イクメン」であって、パパの育児は当たり前という文化になれば、「イクメン」は間違いなく死語になります。

イクメン死語のためのは、長時間労働の問題解決・パパの育児休暇の取得しやすさを推進することが必須ですね!

…僕はフリーのシステムエンジニア。会社員に適用される育児休業給付金、フリーランスにも欲しいっす(真剣

まとめ

「イクメン」が嫌われる理由についてまとめました。

僕もまとめていくなかで、「イクメン」という言葉が嫌いな理由を理解できるようになったのですが…

そう邪険にせず価値観の移り変わりを見守りましょうよ、というのが本音です。

ただし、…自称イクメンたちはちゃんとしましょう(怒)

育児は夫婦共同作業☆

この認識が当たり前になることで、世の中の夫婦喧嘩は減ると思うのですがどうでしょうか。

今日も我が家は仲良く過ごします。ではでは。

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